やっぱり俺は母親似

突然ですが、俺には母親が居ません。ちょっと言いづらいんだけど死因は自殺でした、。家の裏にある小屋で首釣って。洗濯物を取り込んでた祖母が見つけて、熱出して学校休んでた俺が床に下ろしました。
俺が生まれた辺りにアホ親が言った、「もうちょっと体を労って酒を控えてくれ。俺も煙草やめるから」大学に入った辺りで死んだ糞ジジイが、これを「俺は気分良く飲んでるだけなのに酒をやめろと言われた！」と曲解したのがそもそもの始まりらしい。
そこからアホ親と糞ジジイが不仲になって、俺が物心付く頃には既にお互いシカトモードでした。しかもお互い母さんにばかり相手の粗探した文句を毎日毎日ブツブツブツブツネチネチネチネチ・・・・俺も姉さんも祖母も、いつも早く終わらないかと嫌な気分でした。
ある日アホ親が足首を骨折して数日入院しました。その時糞ジジイが
「俺が心臓の具合悪くて入院した時は『それは甘えだ』と言われたぞ！」
これが決定的でした。家庭環境が余りにも酷いので当時は感情を殺して生きていたのですが、その時は流石に殴ってでも止めようと思った・・・・・母さん泣いてたしね。その大人しい母親が、６人がけのテーブルが揺れるほど力を込めてテーブルを叩き、

「もうやめて！」

これには流石の糞ジジイもびびったらしい。俺もびびった。ママさんバレーでエースやってはいたけども、母さんが家の中で意思表示する事は全く無かったし。暴力なんてもっての他。恐らく育ての親の糞ジジイも、口答えされたのはアレが最初で最後でしょう。尻込みしたのか、すごすごと部屋に引き上げて行きました。
俺は母親に「ついてきて」と言われて、２人で一緒に病院にアホ親を迎えに。途中で「お父さんには言っちゃダメだぞ」と言ってた声は鼻声で震えていました。当時感情がほとんど死んでた俺はどうすれば良いかサッパリ分からず。姉さんは姉さんで反抗期真っ最中。２人とも何も出来ずに、母親はその数日後に死んじゃいました。
母さんが死んだ時、アホ親は「最近ノイローゼ気味だったからな・・・・」と異変に気付いてたみたいな事をほのめかしてたけど、それでも全くフォローせずに好き放題する我の強さ。流石です。
ともあれ、うちの母親はそうやってアホ親と糞ジジイになぶり殺しにされました。少なくとも俺ら姉弟はそう思ってます。ここまでが前置き・・・・・長くてすんませんｗ


で、本題に入りますが。うちのアホ親は今日も昼間っから元気に喧嘩してます。今度の相手は弟(俺からみた叔父)。
叔父が来ると毎回毎回喧嘩してるんだけど、今回は従姉の車が原因。「廃車にするまで１週間駐車場に停めさせて」←こんなしょうもない理由で税金だの土地所有者だの出て行けだの、突拍子もない喧嘩を出来る素晴らしいアホ兄弟です。アホ親は従姉に
「俺もお前の親父も、お互い引っ込みつかないとこがあるからな」
な～んて調子のいい事言ってたけど。それが女の子を泣かせた理由として言う事か？自己中理論を正当化する為に言う事か？相手の親を、本人が居ないとこでボロクソに言った理由として言う事か？

俺は生まれてこのかた、体型・得意スポーツ・得意教科・頭の働き方まで全部母親のものを受け継いでると思ってるけど、何となく運勢まで受け継いでる気がします・・・・・小さい頃から母親に育てられてきたしね。小さい頃の父親の思い出なんて、無理矢理キャッチボールに連れて行かれて突き指させられたくらいしか無いし。
今日も今日でアホ親の兄弟喧嘩に昼間っから巻き込まれて嫌な気分。それも丁度昼の食事時だったので、食欲も萎えてまともに食べれるわけもなく。午後から行った学校も、あまりに気分が悪くて全く集中できずに帰って来ました。まあこれは俺が甘いからなんだけどｗ
しかし最近になって、母親の気持ちが凄く良く分かる。
「別に１番になれなくてもいいのに。
別に面白おかしく幸せな人生でなくてもいいのに。
波風立てずに、ただ静かに暮していきたいだけなのに。
何故俺の人生をこうも邪魔してくる？」
多分母さんも、死に際の数日間はこう思ってたんだろう。
走っては陸上の大会に出て、バレーをしてはエースになり、うちの母親は凄い人でした。
俺も陸上の大会は出た(分野は違ったけど)、バレーも学年ではエースだった(俺の代になる前に辞めたけど)、母親が出れなかった水泳の大会にもでた。
後は精神的に母親を越えなきゃな・・・・こんな糞家族に潰されてたまるもんかいっヽ(｀д´)ノ




PS.姉ちゃん、面倒ごとは全部俺に押し付けて逃げるのはずるいよ(´・ω・｀)